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イザという時にそなえる

シニアのための防災コース

日本赤十字社沖縄県支部共催

開催日程

2025年6月20日(金)那覇市内開催

詳細・申し込み

シニアのための赤十字防災コース

~安心して暮らすための1時間~

自然災害が多発する日本において、地震や津波、大雨といった災害は、誰にとっても身近な脅威です。特に高齢者の方々にとっては、身体的な制限や情報収集の難しさなどから、災害時のリスクが高まりやすい傾向があります。
そこで、日本赤十字社では、シニア世代の皆様を対象に、「自分と周囲の命を守る力」を育むことを目的とした1時間の防災講座を開催いたします。

本コースでは、以下の4つの柱を中心に、実践的かつわかりやすく防災の基本を学びます。

1.災害の基礎を知る 〜まずは知識が命を守る〜

近年頻発している地震、津波、そして集中豪雨による土砂災害や河川の氾濫。それぞれの災害には特徴と対策が異なります。
このセッションでは、日本各地で起こりうる災害の基礎知識を学び、「なぜ備える必要があるのか」「どのような災害が自分の地域で起こりうるのか」といった視点を深めます。

特に、地震や津波が起きた際の初動対応、大雨による避難情報の見方など、ニュースや警報をどう行動に活かすかも具体的に解説します。

2.避難を考える 〜自分に合った避難行動を計画〜

いざという時に「どこに逃げればいいのか分からない」「避難所が遠くて不安」と感じる方は多くいらっしゃいます。
このセッションでは、防災マップの見方や、自宅から最も安全な避難場所へのルート確認を実践的に学びます。

また、夜間や雨天、高齢者ならではの移動の不安などをふまえ、早めの避難、近隣との連携、避難の優先順位についても考えていきます。
災害は「想定外」でなく「想定内」にすることが大切です。

3.シニア世代のリスクと対策 〜年齢に応じた備えを〜

高齢者にとっての災害時リスクは、単なる避難の困難さにとどまりません。
避難生活が長引いた場合に発症しやすい「エコノミークラス症候群」や、身体を動かす機会が減ることで生じる「生活不活性病」など、健康面でのリスクにも目を向ける必要があります。

このセッションでは、これらを予防するための簡単な運動、こまめな水分補給、座りっぱなしを防ぐ工夫など、健康を守るためのポイントを紹介します。
また、服薬が必要な方への備え(お薬手帳の携帯、予備薬の確保)についても触れます。

4.できることから始めよう 〜日々の暮らしに防災を〜

最後に、自宅で今日から始められる防災対策を紹介します。
家具の転倒防止、ガラスの飛散防止、懐中電灯や非常食の備蓄など、小さな備えの積み重ねが大きな安心につながります。

また、シニア世代にとって本当に必要な「持ち出し品リスト」もご紹介。
重くなく、必要最小限でありながら、自分にとって必要なものを無理なく備えるための工夫を実例を交えて解説します。

この講座では、「難しいことを覚える」よりも、「自分の暮らしに合った防災を考える」ことを重視しています。
日本赤十字社の豊富な実績と信頼に基づき、地域で暮らす皆様が自分らしく安心して過ごせるよう、実践的な内容をお届けいたします。

ぜひこの機会に、防災について改めて考え、行動の一歩を踏み出しましょう。
どなたでもご参加いただけます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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